2019/12/23-28
- 2019.12.23
- ディボーションの友
2019/12/23(月) 担当 高谷清師 ヨハ 16:8-11 賛美 新聖歌 38
2019/12/25(水) 担当 高谷清師 ヨハ 16:8-11 賛美 新聖歌 136
「その方が来れば、罪について、義について、また、裁きについて、世の誤りを明らかにする。」と語られたイエスは「また、裁きについてとは、この世の支配者が断罪されることである。」と語られる。この箇所について橋本滋男師は「聖霊は、十字架において実は何がさばかれたかを明らかにする。彼の死は犯罪人としての処刑であった。彼の言葉と数多くの奇跡行為も結局は人々を回心に至らせることができず、かえって権力者の手に落ちたように思えた。しかしイエスの受けたさばき(死〉は栄光――神の肯定――へ直結しており、逆にこの世のカがさばかれることになる。」(説教者のための聖書講解No32P64日本基督教団出版局1980))と述べておられる。代表的知識人と言われる人たちの鼎談の記事において「イエスは神の子と自称しながら十字架につけられ、なすすべなく死んでいった。類稀な力をもって十字架から降りてきて自分を十字架につけた者たちを滅ぼしたのならキリストと信じてもよいが、十字架につけられ、なすすべなく空しく死んでいったものをキリストと信じることなどできるはずがない」という意味のことを語っておられる記事を読んだ記憶がある。このような人々に十字架において真に裁かれたのはイエスを十字架につけたこの世の支配者であることを悟らせるのは聖霊以外にはないのである。この世の支配者たちの為に祈ろう。
2019/12/28(土) 担当 高谷由紀子師 ?コリ12:1-10 賛美 新聖歌 399
この箇所を読んでいくと、強い信仰を持ち恵みに満たされて主に仕えてきたパウロにも弱さがあったことが分かります。これについてパウロは「思い上がることのないようにと、わたしの身に一つのとげが与えられました。それは、思い上がらないように、わたしを痛めつけるために、サタンから送られた使いです。この使いについて、離れ去らせてくださるように、わたしは三度主に願いました。すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。」と記しています。またパウロは「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」(?コリ 10: 13)と述べています。いろいろな出来事があった2019年も間もなく終わろうとしています。多くの災害が起こり、今なお苦しみの中にある方々も多くおられることでしょう。心からお見舞い申し上げ、癒しと祝福を神様にお祈りいたします。これらすべては神の御手の中にあるのです。神は「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」(エレ29: 11)と語っておられます。信仰を新たにして新しい年に踏み出す備えをいたしましょう。
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